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今年の梅雨模様
2019-07-12
2019年7月12日
気象庁の梅雨入り宣言がなかなか発表されずにいたところ,6月の中ころは気温も上がり雨も降らない状況でしたが最近になって安定しない空模様で気温も上がらず東京では日中も寒い日にちが続いていました。
七月初め,年金が振り込まれる信用金庫の旅行会に参加して「四国を満喫!世界三大潮流、鳴門の渦潮を見に行く徳島・高知の旅」に参加し旅行に出かけました、ちょうど梅雨前線が九州から四国、東海沖に停滞して、大雨警戒情報が九州南部に出ており、一部では被害が出ている最中の出発でした。
一日目
徳島阿波踊り空港は曇天でしたが、辛うじて雨を降らすのを留まり私たちを待っててくれました。
早速、大型バスで四国八十八ヵ所霊場の一番札所、鳴門市内の竺和山・一乗院・霊山寺にお参りをして(写真左)今回の旅行の安全と家族や会社の繁栄を祈願した後、徳島市伊月町の老舗料亭「笹乃庄」で昼食をいただきました、さすがに三代目料理長は女将の息子さんとのことで、アメリカで料理と経営学を学び、京都で修業をした見事な御膳は日本食京文化を心憎く表現したおもてなしでした。(写真中)
鳴門海峡には観光汽船「わんだーなると」が海流の渦潮の中に乗り入れ世界三大潮流といわれる潮の速さを体験をさせてもらいました、子供のころから想像していた渦潮の壮大さとは少し違ってはいましたが、乗船した案内の方の話では「今日の潮の流れはかなり見ごたえがある流れです」とのことでした。(写真右)
乗船所のお土産売り場では、徳島特産の藍染の商品が種類も豊富に展示されており、思わず藍染の何かを買わなければと誘い込まれる思がして、女性社員にと藍染ハンカチをお土産に買い求めたものです、続いて阿波踊り記念館に出向き二階ステージでは踊り子さんの方々による阿波踊りデモンストレーションを見学、見学者を交えての阿波踊りに参加して大いに堪能させてもらいました(写真右端)その日の夕食は、渭水苑の壮大な日本庭園を背景にこれまた日本料理でしたが、「渭水」とは水が集まる都と云う意味だそうで徳島では栄えることと伺いました。
創業39年といわれる、個人の贅沢な住宅を改良した建物と料亭は、普段旅する宿泊施設での夕食とは趣の変わった会席料理の夕べでした。
宿泊は、【JRホテルクレメント徳島】ゆったりした室内の環境は旅の疲れを解きほぐしてくれました。
二日目
翌日の朝食はホテルのバイキングで早々に済ませて大塚製薬の会長別邸の(写真左)前にある大塚国際美術館に出向きます、会長の別邸の規模も壮大な建物でしたがその向かいある美術館は山をくりぬいて建造された地下三階、地上二階の五層構造なんですが、山路を登る労力を省くためのエスカレーターの長さは三十メートル近くあり、展示スペースは9,000坪と広大で総工費500億円と聞きましたが、その中には1,000余点の世界的に著名な絵画を複写して陶板に1,000度~1,400度の高熱で焼き付けしたレプリカが壁面から天井に至るまで掲示されていました、昨年の紅白歌合戦で米津玄師が「Lemon」を歌い、ろうそくで幻想的な描写で放送された場所として全国に紹介されました。(写真2枚目)
高知県に入り、山間の隙間をうねる様に流れる川がの細長い推積平野を眺めながら長岡郡大豊町に樹齢3000年の「日本一の大杉」その歴史を物語るようにその大木が大空に向かって枝を伸ばし覆い茂る様に広がる姿を見ることができます。(写真中3枚目)人間の寿命に比べれば地球に存在する生物の偉大さは計りし知れない壮大なものと思い知らされました。
近くでは、美空ひばりの遺影碑と歌碑があり、ひばりさんが9歳のときにこの地に巡業にきて車が崖から落ち、途中の木に引っ掛かり一命を取り止めた場所で、その後この地でしばらく養生をした時にその大杉に「私は日本一の歌手になりたい」と願掛けをした場所として地元の人たちから伝えられている記念碑で、亡くなってから建立されたものと説明されました。
昼食の三翠園は、高知では知名度抜群の城主山内家の別邸で、旅館としては、吉田茂の定宿として、そのゆかりの品々が展示されており、なんでも明治維新の時大政奉還の建議もされた場所だそうで将に日本の夜明けを語りあう若者の姿が映し出され、思い浮かべれる雰囲気のある旅館でした。
四国八十八ヵ所霊場三十一番札所、高知の五台山・金色院・竹山寺向かいながら、その山頂から高知市内を一望して竹林寺にお参り、(写真左は本堂の向かいにある太子堂)ここは五重の塔が寺の背後に燦然と佇んで、それを仰ぎ見るように眺めました。
市内を見学、はりまや橋、坂本竜馬の生誕地、などバス見学の後、二日目宿泊場所のホテル城西館で旅の疲れを癒す大浴場でノンビリ体を休めることが出来ました、夜はカツオの藁焼き実演を見学(写真23)藁に火をつけると、ガラス越しに見ていてもその火力の強さは思わず見学者が一歩後ずさりするほど顔が火照る程でした、夕食にはそのカツオのタタキがお膳に並び新鮮をおいしく食すことができました。(写真右)
三日目
高知県の仁淀川、安居渓谷に向かいます、前日の大型バスでは渓谷の間を走るには無理なので、マイクロバスニ台に分乗して出発です、渓谷を遡上していくとこんなところに人が暮らしているのかと思うほど、山深い場所に代わってゆきます、あの一弦の琴で直木賞を受賞し、鬼龍院花子の生涯で有名になった小説家の宮尾登美子が代用教員として初赴任した小学校の跡地が左手に現れます、中学校は廃屋になり、小学校はその姿を見ることはできません、こんな山深い場所に昔、学校があったのかと思うと、よく若き宮尾登美子は決心をしてこの地に赴いたものだと考えを深くいたしました。
川の色合いは「仁淀ブルー」と言われ、底の小石の一つ一つがつか取れるような透明度が高くに澄み切っています、川の水の含有物によるものでなく、あくまでも水質によるものと言われてましたので良質の水源であることが分かります、バス到着の場所から徒歩で乙女河原まで進み河原に降りて、「土佐の青石」拾いながらその清涼感を満喫しました(写真1・2)
市内に戻り、坂本龍馬記念館を内覧、その中身、歴史に刻まれた展示物に驚嘆して、できればもっと時間をとってゆっくりと来てみたい記念館でした、市内の「はりまや橋」近くで昼食後、(龍馬記念館で銅像と握手・橋近くのからくり時計)お土産売り場で高知の産物を求め、高知坂本龍馬空港から帰途につきました。
少し、強行かなとも思いまたが、食べ物も美味しく、計画創案者の意図を充分に組み止められる楽しい旅行になりました。
初夏の装い
2019-05-23
2019年5月23日
久しぶりのブログ更新です。
四月の新年度を迎えるにあたって当社も働き方改革に伴う就業規則の見直し、労使協定の残業時間の変更、有給休暇の年間4日の有給の取得指導など、中小企業の経営者にとっては頭の痛い今回の働き方改革、この様な改革を完全実施するには、今以上の営業促進と経費の節減、又、細部に亘る国際経済の状況判断を掌握して経営方針
を打ち出せなければ中小企業を生き残りさせる方向を見出せません。
アメリカ・中国の経済戦争、混迷が長く続いているユーロ経済、どこの国も何か危ない橋をみんなで支え合わなければ渡って行けない様にも感じます。
対、中国・ロシア・韓国・北朝鮮、このところの近隣各国関係も何かにつけて日本が窮地に追いやられているようにも思えますし、いままでにこの各国に対する賠償責任を含めた経済援助や支援は一体何だったのか一向に理解を示してくれませんね。
ともあれ、来年はオリンピックの開催年です、スポーツによって理解を仕合い、友好関係に地球全体が包まれることを願いたいと祈念しております。
左の写真は、当社の女子社員の有志による飲み会の模様です。
真ん中は私の自宅の近くにある足利フラワーセンターの藤が花開て間もない写真です。
右の写真は、私が理事をしている東京レスリング協会の大学女子選手大会の表彰式の模様です。